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2004年2月19日

[PC] 互換性への圧力

“サンフランシスコ最大の秘密”の衝撃
Intelの64bit拡張技術「Clackamas」がAMD64と互換である謎
恐らくはこうなるだろうと思われていた状態になったかな.Intel単独で64bit拡張を施すというてもあったのだろうが,そうするとWindows XP 64bit Editionを既に作成途中であるMicrosoft にサポートしてもらえなくなる可能性がある.と言っても,事前に圧力がかかって, ある程度の互換性は要求されたんだろうね. MMXから続く拡張命令においては,AMDはいつもIntelの後塵を拝してきただけに, 今回は非常に有利に事を進められたのではないかという気がする.

ただし,64bitなることによる利点って,メモリ空間の拡大ぐらいしかないわけだが, 64bit=18,446,744,073,709,551,616=1844京6744兆0737億0955万1616で, 64bit=18EB(エクサバイト).4GBの42億倍の容量を扱えることになる.... まあ一般人には全く関係のない話ですな. いまの32bitでは4GBが上限だから,36bit=64GBとかでも問題ないんだろうけど, 変にアドレッシングモードを変更するよりは, いっそのこと64bit Enviromnentを新たに構築する方がいいんだろうね, 目新しさもあるし.ただ,果たして販売に結びつくかどうかには,疑問が残るんだが.

Posted by Rust Stnard at 11:45