転職活動のススメ

まあいろいろあるわけですが、別にエアじゃなくなるとかそう言うのではありません。するならエアを取りたいなーとか、そういうのはどうでもいいのですが。と言うか、まだ転職する気はありません。なのに、なぜ転職活動をススメるのかというと、得るものが大きいからです。

求人動向から現在のエンジニア市場がわかる

まあ普通にFind-jobの新着求人など見ててもそうですが、いま必要とされているエンジニアがどんな人かがよくわかります。例えば2011/02/02現在では、Androidなどのスマートフォン系の開発が多く、JavaやJavaScript/HTML5といった技術に詳しいエンジニアが求められていることがわかります。技術的な流行りはもっと先の方にあるので、そこから学習を始めても遅いかもしれないのですが、「こういうことも知っておいた方がいいな」と感じるだけでも重要です。自分がこの先、何を学習したいのかと、何を学習しておけばいいのかを知ることは、キャリアプランを考える上でもよいことだと思います。

自分に求められているスキルがわかる

これはエージェントとかスカウトとかそういう類のあれですが、自分のスキルや評判からポジションを提案されるわけです。で、そのポジションがどんな内容なのか、スキルはどうか、経験はどうかを考えます。例えばスキルが十分であれば、年齢的にマネジメントが求められることもあるでしょう。そうするなれば、例のドラッガー本を読んでみたりとか、やること・やるべきことが明確になったりします。「生涯エンジニアでいる!」であったとしても、マネジメントや経営のことを勉強する意味は大きいので、「そういうポジションでいることが求められているのか」という情報も役に立つのです。

自分の市場価値と実際の状況がわかる

そこで実際に応募するなり、近しい社長さんなりに「私なんてどうですか」なんて聞いてみると、いろんな反応があります。「あなたはスキルはある。でも、うちの会社は〜」的なこと(要するに人間性の問題)を言われたり、「〜の経験が足りない」と言われたりするかもしれません。また外側からは見えない労働状況がわかるかもしれません。「うちの会社はこうなんだけど、他所はいいだろうなー」と、隣の芝生的に考えている人は、一度こういう話を聞いてみるのもいいかもしれません。なんにせよ、自分に足りないところがあるかもしれないし、世の中と言うか人事の人に見る目がないということだけかもしれませんが、百聞は一見にしかずです。

いつでも転職できるぐらい優秀であるほうがいい

ぶっちゃけどこの会社にいても、何かしら嫌なことや問題は起るわけなので、青い芝生を探しても見付かる可能性は限りなく小さいでしょう。ではなんでススメるのかと言うと、「いつでも転職できるぐらい、スキルや人間性などを兼ね備えた人物」になるためです。引く手数多な人になれば、そのまま残ってもいいし、直ぐに転職してもいいし、選択肢が増えます。また優秀な人になれれば、社内での評価も当然上がるでしょう。もし上らなくても、転職すればいいのです。まさに死角なしな状況になれるわけです。

結論

まあ取り敢えず、Find-jobの新着求人をRSSに入れて、「いまはAndroidなんかー。ちょっとやってみっか。」と動き出すことから始めてはいかがでしょうか。

 
comments powered by Disqus