仙台Ruby会議02に行ってきた

  • 途中から(牛タンにより)

Ruby起業家を8年こなしてわかった5つのこと

  • @xibbar さん

なぜRubyなのか

  • Java のコンパイル時間にもうダメだと思った
  • ひとりなんだから開発効率がいい環境で構築するのが重要

田舎親方の2つの道

  • 先生
    • 個人事業
  • 製品プロバイダ / サービスプロバイダ
    • 中小企業
    • 受託開発を一生やれない
    • と思ってる

開発が得意な会社?

  • 営業が得意な会社は、常に売れる製品を探している
  • 開発会社はだいたい営業が不得意というかちゃんと出来ない

代理店営業をする

  • やりたくない {営業・サポート} をしなくていい
  • 売上山分け
  • バージョンアップサポートはする
  • 代理店のことを考える
    • 分け前をケチッてはいけない

田舎と都会の決定的な違い

  • 人口差が尋常じゃない

仕事

  • とってくる or 生み出す

自分の土俵で戦う

  • 東京の土俵で戦うと負ける
    • 価格とかしかない
  • 土俵を福島にするにはどうすべきか
  • ビジネスは、販売会社・顧客・開発会社
    • 受託開発に疑問が残った
    • ノウハウしか残らないのは苦しい
    • これは自転車操業?
      • リスクマネジメント重要
    • 減らないものを貸す
      • 不動産業的な
      • B2B アプリプロバイダを目指したい
    • 商工会議所の会報にe-安否の広告を出した
      • 上司の目につくようなところがいいんじゃ?
      • 反応なし><
    • Google AdSense に出したら反応良かった
    • 広告でパートナー企業が釣れた!
      • 代理店営業のニュースタイル <- いまここ
    • 「発注者の悩み」 by recompile.net
      • 発注者が自分の責任でシステムを完成しなければならないところ
    • 販売会社の悩み
      • バグ対応とかバージョンアップとか
    • 開発会社の悩み
      • ノウハウしかないし、次が来ることを祈るしかない
    • 共同製品を作るのだ!
    • 営業を持たずに自社製品を持てるのが利点

社長と職人のはざまで、、

  • 「はじめの一歩を踏み出そう」
    • 3つの人格 -> 起業家・マネージャー・職人
    • 3つの相反するような人格
    • 経営者を目指すべきか、プログラマを目指すべきか
    • 何かを捨てて、両方目指す
    • 趣味を全部捨てよう
      • テレビとか経営者の交流会とかを
      • 万人にお薦めできない
    • 社長とプログラマを両方やる

まとめ

  • 開発会社でも営業は必要
    • 社長が営業すべし
  • 親方は楽しい
    • 好きな仕事できるのがいいし、人生を自分で使える
  • 親方は大変

    • 何でもやらないといけないので
  • 5つのこと

    • 動機・目標・売り方・自社製品・3つの人格

初期の不安と今

  • 来月からの仕事の不安はなくなった
  • 来年まで会社が持つかなという不安も亡くなった
  • 不安による腹痛に慣れた
    • これは一生の付き合いらしい

失敗した話

  • 烏合の衆になるとヤバイ
  • いろいろ気をつけよう
  • インキュベートルームはいろいろ注意が必要

Q&A

  • 本人ごと納品

Rubyの教えてくれたこと

  • 社長(@nay3)

Ruby でビジネス

  • 万葉はほとんど Ruby
  • 残りちょっとは iPhone
  • “抽象エア社員”

会社を作る「計画」はなかった

  • 想定はしていた
  • 一山当てたい
  • バカバカしいことから開放されたい
    • 自分でやればよくね?

フリーになった

  • 2006年春にベンチャーを辞めた
    • 気持ちよく開発したかった
    • Good-bye Java, Hello Ruby.

会社を作る?

  • 一人で作る気はなく、二人以上でないと意味がない

2006年の暮れ

  • “いや、きっと出来るよ”
  • 2007.4.2 設立

起業の原動力

  • ばかばかしいこと(上)
    • やっても喜ばれない仕事とかやりたくもない仕事
    • 無駄な見積もりと営業支援
  • ばかばかしいこと(下)
    • いわれたことをやるだけ
    • 仕様変更の攻防とか
    • “すべてのブラウザに対応してください”
    • “全員、社長になったつもりで”
    • 赤字につぐ赤字、膨れ上がる借金
    • 何かにつけて”アジャイルだから” <- 免罪符
    • “君は僕のアジャイルについてこれない”
  • 私たちならもう少しうまく出来るのでは
    • そして万葉

企業してよくなったこと

  • 仕事とお客さんを選べるようになった、いい意味で

気をつけていること

  • お客さんに技術用語で迫ってはいけない
  • What にも踏み込む
  • 画面にも踏み込む
  • とにかく踏み込む
  • 開発の動機を丸投げするようなお客さんは避ける

Rubyと万葉設立の関係

  • 表面的な関連
    • 流行と少人数向き
  • 本質的なこと
    • 日本でプログラミングでお金を得るのが難しくなってきた
    • オフショア、オープンソースや無料、自社サービスのリスク、内作
  • Ruby で閃いた
    • プログラミングにおける「人間的要素」はなくならない
    • Ruby は「人間的要素」だらけ
    • そこにプロのニーズがある!!

プログラミングで食べられる!

  • ニーズをうまくつかむことと、うまく使うことで、やっていける!

Ruby にこだわっているか?

  • No
    • Ruby はいいツール
  • Ruby の示す何かにこだわる
    • 価値観としての Ruby
    • 世界としての Ruby
  • 良い人達との関わり
  • Ruby 的な良さを提供する
  • Ruby のブランドイメージの向上
  • Ruby 的なビジネスメニュー

お菓子とLTと

  • TokyuRubyKaigi02 の宣伝してきた

Ruby親方会議 in 仙台

  • かなり豪華なパネリストによる討論会のような感じ
  • 地方でやるか東京に出るか
    • いろいろ問題がある

懇親会

  • 大場社長と島田社長といい話しできてよかった。
    • 共感できる・してくれるものが多くて、Ruby界の未来は明るいな。
    • インスタンス化をどうするかとかいろいろ
  • ワダプラスの作者と話しできなかったのが痛い。次は山形か。

まとめ

やはり地域Ruby会議にはみんな行くといいとおもう。各地の人たちとの交流が楽しいと言うのもあるけど、私にとっては、それぞれの場所でいろんな考えがあることで、自分の中にあるもやもや感がなくなると言う利点もある。これは東京にいては感じ取れない点。日本語通じる場所なんだから、みんな行くといいと思う。

 
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