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2002年12月25日

[thesis] 技術と権利の狭間

例の裁判の 控訴棄却 が決まったそうだが,このままでは自由に発言できる場所がなくなる可能性も ある.確かにいまの 2ちゃんねる には秩序がない部分もあるが,匿名であるが 故に有意義な情報が現れる場合も多い. 2ちゃんねる が 1 日平均でどれくらいの書き込みがあるのかわからないが,管理人は一人, 実際には数人の人間に,削除依頼が来たからと言ってすぐさま対処できるのだ ろうか.しかも,いまの技術では, GoogleInternet などがある.一度でもここにキャッシュされるとここも削除しなくてはならな い.また個人のコンピュータにコピーされた場合はどうなるのだろうか.また, それを匿名で異なる場所に設置した場合は?上記 Web Cache は依頼すれば消 してくれるだろうが,キャッシュされるのはサイト管理者に断りもなしにであ る.robots.txt などの設定ファイルを設置すれば問題ないのかもしれないが, それはサイト管理者が自発的に行わなければならない.これは本来の意味的に おかしくはないだろうか.

そもそも,今の著作権などの法律などは,前時代的な技術背景を元に作成され ている.憲法なども当然そうだろう.作成当時の技術・経済・政治体制を背景 に制定されているはずである.これが,いまの技術革新を予測しているとは考 えにくい.その時々の技術・経済に応じて,様々に変革していくことこそ,人 間社会の革新へとつながるのではないだろうか.

ただし憲法がうたう,基本的な精神は変えるべきではない.これはいつの時代 も同じなのだから.

Posted by Rust Stnard at 00:00