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2002年12月16日

[music] 音楽は心の悲しみを吸い取る

と,いま ETV の「宇宿允人(うすきまさと)の世界」で,宇宿允人さんのコメントがあった. 残念ならが最初から見ることは出来なかったが,宇宿允人さんの言わんとして いることがわかるような気がした.聴衆は演奏者の「演奏」を聞くのではなく, 演奏者の「心」を見るのだと,ずっと思ってきた.それは Drum Corps Style のマーチングをやっているときからずっと感じていたことだ.確かに技術が秀 でている演奏は人を魅了する.しかしそれはその「技術」が凄いのであって, 奏でられる旋律に魅了されていない場合がある.ある程度の技術も必要だが, なにより,演奏する,すなわち「演じ奏でる」ことが,人を魅了し感動させる 力を持つと考えている.両方備わってる人は,世に天才と呼ばれている人たち だけ.「凡人」には「類い希なる技術」はない.だがときにその「凡人」が人々 を感動させる演奏をすることもある.この番組の最後の方を見て,そんなこと を考えた.

Posted by Rust Stnard at 00:00