After "We Code", what should I do?

「We Code.」と題した札幌Ruby会議2012が終わったわけですが、 みなさんはコード書いてますか? 例の人も例のごとく発言しているように、 当然ですが我々はエンジニアでありコードを書くのが仕事なわけです。 感極まった・楽しかったことを、いかにコードで表現するかが重要なので、 記事書いて終わる人とか、感想話しあって酒のんでそれだけでは 開催してくれたスタッフに恩返しができません。

じゃあコードさえ書けばいいのかというと、それはそうなんだが書いているだけでは「I Code.」でしかなく、 「We Code.」ではない。 やはりソーシャルコーディングの 時代なわけですね。 という訳で感極まったりとか意識の高い人は、とりあえず日本語でもいいので Githubにあるプロジェクトに参加しなくてはいけません。 日本人がやっているプロジェクトでコミットログが日本語なものも結構多いし、 pull requestとかissuesとか見てみてコメントするなり、 pull request出してみたりすればいいんじゃないでしょうか。

あとは発表でしょうか。 「みんなの前で話すのって俺には無理だよ」みたいに言う人が多いんですが、 そういう人もスタッフには応募してたりします。 むしろ多くの人の前で話すよりも個別に人と対応する方が、 懇親会やセッション前後の休憩でぼっちになりやすい内向的 Rubyist である私なんかには辛いところなので、 その気持ちはあまりわかりません。 前でしゃべるのって不特定多数に向かってだし、会話のネタは決まってるから楽じゃないですか、 ある意味。

あと、発表したりする方が、あとで声掛けてもらいやすいんですよね。 なので積極的に発表する側に回ろうと思って応募してます。 でも人に言わせると 「jpmobileっていうネタがあるからいいじゃないですか」 とか言われるんですが、そりゃ日々文字コードと戦ってればネタぐらいでるわけです。 じゃあみなさんは何かそういう困った経験とかありますかと聞けば、飲み会とかではバンバン出てくる。 でも発表となるとそこまでじゃないという。 「そういう時のTokyuRubyKaigiですよ!」とは言うのですが、 そういうのをまとめる機会としても発表するのっていいと思うんですよ。 もちろん札幌やThe RubyKaigiレベルになるとしっかりとした内容じゃないと厳しいかもしれませんが、 まずは出してみることが重要ではないでしょうか。 「きっとダメだから」と思っていては何事も前に進みません。 あとネタなんてどこにでも転がってます。 日々の業務にも。 なので、「We Code.」のあとは「We Apply.」という流れになればいいんじゃないでしょうか。

という事を東京Ruby会議10の応募を集めるために書こうと 考えてたんですが、結局書けなくて何やってたんだかという気持ちと、 思ったよりも応募が集まったようでホッとしたようななんとも言えない気持ちが 混ざった感じになってます。

最後に、「とは言っても、発表の場所がないじゃん。札幌も終わって、東京も締め切られたし。 どこで発表すればいいのよ」と思った人。 まずは社内や身近な仲間うちで、LT大会とかしてみましょう。 コードを書いて、面白いと思ったこと、苦労したことを発表という形でまとめて公表してみると、 ブログで書いただけではわからない、生の声が聞こえてきます。 そういう経験を積み上げていって、いろんな場所で発表できるようになってみませんか。

 
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