RubyとDebianとコミュニティとか

年末年始はまったくと言っていいほど、ネットからは離れていたので、いまさらながらにこの話題を。

Ruby in Debian

DebianのRubyパッケージメンテナ辞任で騒動に まあこういうのはある意味仕方ないことかなと思ってます。だいたいそれぞれのdistributionにはパッケージに関する思惑があるわけで、それと言語自体の考えや開発スピードがうまくマッチすればいいんですが、そうならない場合にはいろいろ問題が起るわけで。あとRubyGemsはパッケージ化してもらわない方がいいと思うんですが、どうなんですかね。頻繁にアップデートできるならともかく、そうではない場合にはaptやyumでインストールしても古いとなると、使わなくなりません?

まあRubyGemsに関しては、インストールディレクトリをlibではなくshareにするとか、いろいろできそうなところはあると思うので、頑張ってもらいたいところです。

Ruby community

日本語と英語と言う言語と文化の差があるのでどうしようもない部分もある。日本人としては、「いままで日本人は歩み寄って行ってたんだから、Rubyのときぐらい、こっちへ来いよ」と思わないでもないんだけどね。一人を除いて、ちょっとでも日本語を読めるようになろうとしている英語圏の人がいないのが寂しいところ。まあそうは言っても日本語は奇怪な言語なので、それを覚えろと言う気にはなれませんが。

で、どうするかというのは、やっぱりmanagerを設置すべきかなぁと思いました。要するにfull timeな@yuguiさんを作り出せばいいんですが、そう簡単ではない。その人がちゃんとmanagementしてくれれば、「ruby-devとruby-core合体させようぜ」とならなくても大丈夫になるのかなと。それが無理なら、いままでやってきたこのスタイルを継続していくしかないんじゃないでしょうかね。

1.8.8

メンテナンスしている方々には申し訳ないのですが、出て欲しくありません。むしろ1.8.8にリソース割くなら、1.9.2に力を入れてくれと思ってます。開発側の思惑がどうなのか知りませんが、「1.8.8のリリース」は「まだ1.9.2へ移行しなくてもいいよ〜」と言う意思表示にしかならないと思うんですよね、やっぱ。1.8.8には1.9.2からのバックポートがあるらしいのですが、いかんせんEncodeが入らないのであれば、実際問題意味がないと思うわけです、jpmobile的には。

「是非1.9.2を使って欲しい!」のであれば、1.8.xはsecurity fixのみにしてしまって、あとは1.9.2 or laterに全力Tokyu投球してもらいたいところです。

 
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