JRubyKaigi前夜祭に行ってきた

仕事で使うJRuby! そこが知りたい技術・開発・案件の最新情報

  • 2010/08/05 19:00-
  • ジュンク堂 池袋本店
  • 抽象エア社員として参戦

はじめに

  • 自己紹介
    • 大場夫妻
    • 橋本さん
    • 中村さん(nahiさん)
      • OpenSSLとかの人

本を出した経緯

  • 大場さん
    • 原書は2007年に発刊
    • @takai さん経由で知らせてもらった
    • だいたい3部構成
      • Rails を使いアプリを開発しながら、それとは気づかずにEEにはまる感じ
      • Java -> Ruby / Ruby -> Java の章がある
        • 黒魔術から白魔術まで
        </ul>
        
        <li>原著作者に推薦文を書いてもらった!</li>
        
        <li>みどころ</li>
        
        <ul>
        
          <li>JRuby のリファレンスがある</li>
        
        </ul>
        

    • 橋本さん
      • <li>DB Magazineでの連載</li>
        
        <li>2部構成</li>
        
        <ul>
        
          <li>後半にエンタープライズでRailsを使う上で注意すること</li>
        
          <ul>
        
            <li>Javaシステムとの連携</li>
        
          </ul>
        
        </ul>
        
        <li>Thomas Enebo に推薦文もらった!</li>
        

    • 結論
      • <li>両方買うといいよ!</li>
        

    • 総括 by nahi さん
      • <li>Olavini の本は入門として買うとかなりつらい</li>
        
        <ul>
        
          <li>ただし細かい部分も書いてあるので、さらに進むにはいいのではないか。</li>
        
        </ul>
        
        <li>橋本さんの方が入門としては良い</li>
        

    JRuby の魅力

    • 大場さん
      • 好きなメソッド : to_java
        • Ruby のオブジェクトを Java のオブジェクトにいい案配に変えてくれる黒魔術

    • 橋本さん
      • <li>聞き逃したorz</li>
        

    • nahi さん
      • <li>JRuby の JIT コンパイラ</li>
        

    仕事で使えるか

    • 橋本さん
      • 沖縄に幽閉されて地方自治体向けのシステムを作っていた
        • Thomas らに用賀でたまたますれ違って、「使ってみてよ〜」と言われたので
        <li>Ruby でもあるから危なくなったら切り替えられる</li>
        
        <li>1.2 のころだったので、かなりもっさりしていた</li>
        
        <ul>
        
          <li>1.4, 1.5 で早くなった</li>
        
        </ul>
        
        <li>Java の利点</li>
        
        <ul>
        
          <li>SOAP のライブラリの運用などで便利だった</li>
        
        </ul>
        

    最近の Java の動向

    • Java EE6 がでました
      • アプリケーションサーバ用のAPI
        • WebLogic とか
        <li>SOAP が大ブーム</li>
        
        <ul>
        
          <li>Java のアプリケーションサーバがちゃんと SOAP 喋れるようになってきた</li>
        
          <li>REST 厨的には SOAP は滅んだと思ってたのに....</li>
        
        </ul>
        

    Rails の魅力

    • 最初に Rails が動くのを見たときは感動した
      • Olavini が YAML の parser を書いて去っていった....
        • 4回もあったらしい
        <li>String を実装してあった</li>
        
        <li>鬼車を Java で実装しある</li>
        
        <li>CRuby に忠実</li>
        
        <ul>
        
          <li>バグさえも</li>
        
        </ul>
        
        <li>Rails 3.0 も対応している</li>
        

    JRuby を採用するには

    • いつも JRuby と言い続けたので
      • 変更に強い部分とそうでない部分を切り分けてみたり
        • Java で書く部分と Ruby で書く部分を分ける
        <li>インフラでは JRuby がいいんじゃないか</li>
        
        <ul>
        
          <li>Windows サーバでは Java の方が有利</li>
        
          <li>クラスタリングなどやりやすいんじゃないか</li>
        
        </ul>
        
        <li>ただしすべての利点を活用できる訳じゃないので、そこは注意すべき</li>
        
        <li>地雷は根本的に避ける</li>
        

    XML & Webサービス

    • 他社とつなぐのに堅くやるには Java の XML でやるのが利点

    JMS

    • 非同期通信のためにメッセージングキューの、標準化されたAPI

    JRuby Kaigi 2010

    • 2010/08/28 に Ruby Kaigi 2010 内で開催
      • JRuby Pony Show
        • JRuby の現状と今後を JRuby の開発者が話します
        • 9月に1.6が出るらしい
        • Android / GAE
        <li>RedBridge で Java -> Ruby を</li>
        
        <ul>
        
          <li>原田さん</li>
        
          <ul>
        
            <li>Java アプリで Ruby を活用したい</li>
        
          </ul>
        
        </ul>
        
        <li>JRuby on GAE/J のノウハウ</li>
        
        <ul>
        
          <li>13個の TIPS</li>
        
        </ul>
        
        <li>JRuby on Rails の力を JavaEE 技術を使ってさらに高める 10 の方法</li>
        
        <ul>
        
          <li>本に書けなかったことを書きます</li>
        
        </ul>
        
        <li>Ruby と DSL で MapReduce - Hadoop-papyrus</li>
        
        <ul>
        
          <li>JRuby 上で Ruby で書いてしまえ</li>
        
        </ul>
        
        <li>JRuby ソースコード詳説</li>
        
        <ul>
        
          <li>JRuby のソースコードのどこに何があるかを示して、デバッグしやすいように解説します</li>
        
        </ul>
        
        <li>LT募集</li>
        
        <li>Tシャツ購入募集</li>
        
        <ul>
        
          <li>ファイナンシャルサポートも混みで 4000 円</li>
        
        </ul>
        

    最後に

    • JRuby 1.5 on Rails 2.3.x という安定していく環境の入門本を是非買いましょう
     
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