勉強会にあえて行かないと言うこと

去年の反動じゃないですが、今年は極力勉強会に参加しないようにしようと考えています。

何のために勉強会に参加するのかを考え直す

勉強会なんだから勉強するために参加するんでしょと言うのは当然のような感じがしますが、でも実際にそこで見聞きする内容はどこかのブログで紹介済みだったり、雑誌に載っていたりする場合がかなり多いのも実情。まあ当然そこでしか聞けない内容のものもあるのでしょうが、それとてあとでブログでまとめ記事などを見れば内容は把握できてしまうことが多い。技術系の勉強会なので、やはり参加しなければ知ることができない内容なんてないのは、考えてみれば至極当然のこと。

ではなぜ参加するかというと、参加者達とのコミュニケーションによって得られるものがあるから。これは現地に行ってみないとわからない。なればこそへべれけの人は飲み会重要と言う趣旨の発言をしたりするわけです。

勉強会か懇親会か

でそこでもう一度立ち戻って考えてみると、勉強会を開催したり行ったりするのって、結局は飲み会、つまり懇親会でコミュニケーションを図ることが主目的だったりするんじゃないかと言うこと。そこでの話のネタとして勉強会の内容があるのであって、それ以上でもそれ以下でもない状況ってのができあがってないかと。全ての勉強会と言われるものがそうだとは言わないけど、そういう雰囲気の場が多いのも確か。「続きは懇親会で!」というのはいいのだが、懇親会で発表があるわけでもないので、その「続き」はちょっと違うんじゃないかなと思い始めました。

もちろん懇親会とか打ち上げがいらないと言うことではなく、すごい人見知りな割には、むしろ積極的に参加する方なのですが、自分の中で「勉強会の内容」の消化不足が気になっていました。「消化不足は予習復習で!」と言われそうですが、そういう意味での消化不足ではなく、「この勉強会に参加したことの意味はなんだ?」と言うことに対する消化不足です。

なんかこう、「確かに楽しかったが、これで良かったのか?」という疑問が残ってしまうのです。

読書会ともくもく会とハッカソン

そう言う意味で、全員が読んでくることが前提の読書会とか、もくもく会やハッカソンと言うのは、今後はもっと必要なんじゃないかと思ってます。懇親会的な要素をバッサリ切り捨てた、潔い勉強会を開催したいなと、密かに考えてるところです。

 
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